クラブスタッフの出世の道のり
こんにちは、クラブライフ楽しんでますか?
これまで、関西の有名クラブの紹介、クラブスタッフのお仕事、クラブの楽しみ方などの基本知識を一通り紹介しました。今後は、今まで紹介してきた話題を少しずつ深ぼりして解説していければと思います。
今回はクラブスタッフの職種を深ぼりしまして、店長になるまでの道のりについて。クラブスタッフとして働くのであれば、店長・マネージャークラスを目指したいところ。店長クラスになれば社会的な信用度もグッと増してくるでしょう。同時に給料も大幅にアップします。店長になる為には、どのような出世の道を辿るのか?
基本的な出世の全体像を見ていきましょう。
クラブスタッフの出世の道のり
ホールスタッフ(新人)
ホールスタッフからスタートするケースがほとんどです。期間としては、入社~3ヶ月ほどでして、基本的な業務をイメージするのは決して難しくないと思います。
主にドリンクを運ぶ、テーブルの後片付け、注文を取ることがメイン業務となります。勤務中は休憩以外は、立ち仕事になりますので、慣れていないと結構ハードです。
入社3ヶ月目までは見習い期間のようなものなので、この期間中に全体的な仕事の流れを理解し、体力的な部分で慣れておくことが大切です。
ホールスタッフ
ホールの見習い期間が終了すると、責任のある業務を任されるようになります。期間の目安としては、入社4ヶ月目くらいですかね。具体的には、新人ホールスタッフの教育係、店舗のイベント企画係など。中にはバーテンダーを兼任するスタッフも出てくるでしょう。
VIP担当
見習い〜ホールスタッフ〜を経て、昇格するのがVIP担当と呼ばれる職種。期間としては、入社8ヶ月目くらいです。主にVIP席を利用する男性のお客さん、VIP席を利用する女性客を相手にする業務。クラブに行くと、よくVIP席どうですか?と声をかけてくるスタッフがいますが、彼らがVIP担当と呼ばれるスタッフです。VIP担当に昇格すると人脈形成も不可能ではなくなりますので、働く人次第で多くの良い出会いが期待できます。
マネージャー
入社1年半〜2年を経て、いよいよマネージャーに昇格です。クラブスタッフとしては、本格的に部下を持つようになり、責任が発生するポジションもマネージャークラスからです。
スタッフの管理業務、店舗管理など、能力としてはマネージメント能力が求められるようになります。このマネージメント能力は、部下を持って初めて身につくスキルなので、マネージャー期間中に磨いておきたいスキルの一つ。部下として人を管理するのは想像以上にハードですよ。自分よりも年上の部下もいますので、若いマネージャーは特に苦労する部分でしょうね。ただ、このスキルは一生物ですので、身につけて損することは一切ありません。
店長
マネージャーを経て、店長に昇格です。平均3年前後で店長になる人が多いですね(早い人だと6ヶ月ほど)完全に店舗運営中心の業務にシフトします。
具体的には、店舗の経営計画、売上・収益管理、人材管理など。店長クラスになれば、固定給が大幅にアップし、インセンティブ報酬も加算されます。その分、どのナイトクラブスタッフよりも責任が発生するので、やりがいのある職種とも言えるでしょう。
言ってしまえば一国一城の主です。あらゆる能力が求められる職種。マネジメント能力、自己管理能力、マーケティング能力と言った経営センス的な部分が必要とされます。もちろん、店長になると部下が大勢いますので、部下から信頼されなければなりません。
信頼されるだけの責任ある行動をしているのか?信頼されるだけの人格者であるのか?部下はあなたが思っているよりも、店長の多くの言動を見ています。常に見られている意識で仕事に取り組むといいでしょう。それくらいの緊張感を持ってやるのが丁度いいのではないでしょうか。
まとめ
いかがでしたか?
店長になってみたいなと思いましたか?自分は店長までは昇格しなくてもいいかなと考える人もいます。それはそれでアリだとは思いますが、どうせクラブスタッフとして働くのであれば、どんどん上を目指していきましょう。ストイックな人ほど出世も早いでしょうね。これはどの職種でも共通して言えることではないでしょうか。向上心があり、謙虚な人ほど伸びる傾向にあるのです。
店長になった人は、アルバイトもしくは、正社員からスタートした人もいれば、他店舗からヘッドハンティングされた人もいます。店長になるまでの過程は人それぞれ異なりますが、基本的な出世の道のりは同じです。
ナイトクラブ業界は、他業界の職種よりも出世までの道のり期間・昇給スピードが早いです。ナイトクラブ業界で働きたい気持ちはあるものの、今一歩踏み出せない人もいるでしょう。
そんな人がこの記事を読み、少しでもこの業界に興味を持ってくれるのならば、それほど喜ばしいことはありません。夢がある仕事です。
一緒にナイトクラブで働いてみませんか?